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ハルキウ州で50人以上死亡 国連が調査団を現地に派遣し情報収集

2023年10月7日 16:06

ウクライナ東部のハルキウ州で2日続けてロシア軍による攻撃があり、50人以上が死亡したことを受け、国連は調査団を現地に派遣し、生存者から当時の状況を聞き取るなど情報収集を進めることにしています。

ウクライナ東部のハルキウ州では5日、犠牲者を追悼するため村の住民が集まっていたところにミサイル攻撃を受け、子どもを含む52人が犠牲になりました。

ロイター通信によりますとハルキウ州では翌6日にもミサイル攻撃があり、10歳の男の子が死亡し、多数のけが人が出ているということです。

こうした中、国連人権高等弁務官事務所の広報官は今回の空爆がロシア軍の侵攻開始以降、「最も死者が多く出た攻撃のひとつだ」として、ロシア側を強く非難しました。その上で調査団を現地に派遣し、生存者に当時の状況を聞くなど情報収集を進めていることを明らかにしました。