アメリカのバイデン次期政権の命運を握る選挙は大接戦となっています。

南部ジョージア州で５日、議会上院の２議席を争って行われた決選投票は、ＮＢＣテレビによりますと、２議席のうち１議席で、民主党の候補が勝利を確実にしました。残る１議席は、開票率９８％で、民主党のオソフ候補が５０．１％、共和党のパーデュー候補が４９．９％と、その差０．２ポイントの大接戦となっています。

ジョージア州の州法によれば、得票率の差が０．５ポイント以内であれば、敗者は再集計を要請できるということです。

残る１議席で勝利した党が、議会上院での多数派となり、主導権を握るため、民主党のバイデン次期政権としては、政策の実現に関わる重大な局面を迎えています。