アメリカで記録的寒波 オハイオ州で車約50台からむ多重事故、4人死亡 全米で110万世帯以上が停電も
アメリカでは広い範囲が記録的な寒波に見舞われ飛行機の欠航や停電など各地で市民生活に影響が出ています。
週末のクリスマスを前に、アメリカでは「歴史的な冬の嵐」になっていて、気象当局によりますと、人口のおよそ6割にあたる2億人以上を対象に警報などが出されています。
オハイオ州では、車およそ50台がからむ多重事故が起き、4人が死亡しました。
NBCのまとめによりますと、吹雪の影響による車の事故などでこれまでに少なくとも17人が死亡したということです。
また、強風などの影響で、23日までに1万便以上の飛行機が欠航し、全米で110万世帯以上が停電しています。
マサチューセッツ州などの沿岸部では、高潮が防波堤を越え、道路が冠水。ニューヨーク州などでも浸水が起きていて、ホークル知事は非常事態を宣言し、クリスマス休暇の旅行日程を変更するようすすめています。