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国営テレビで“反戦”訴えの女性「愛国者としてロシアに残る」

2022年3月18日 11:46

ロシアの国営テレビの生放送中に反戦のメッセージを掲げ、当局に拘束された女性が、フランスメディアのインタビューに応じ、「愛国者としてロシアに残る」と述べました。

ロシアの国営テレビスタッフ、マリーナ・オフシャンニコワさんは14日、ニュース番組の生放送中に「プロパガンダを信じるな」などと反戦を訴え、当局に一時拘束されました。

オフシャンニコワさんは17日、フランスメディアのインタビューに応じ、『愛国者』としてロシアに残ることを明らかにしました。国営テレビでの仕事は辞めるということで、同じように反戦を訴える同僚も辞めるとしています。

オフシャンニコワさんは、「核戦争のようなことになる前に、この狂気を止めなければならない」と訴え、「息子が大きくなったら私の行動を理解してくれると思う」と述べました。