韓国、入国前の陰性証明書提出を来月3日から免除 日本人観光客“ビザなし入国”10月末まで延長
韓国政府は、入国前の新型コロナウイルスの陰性証明書の提出を来月3日から免除すると発表しました。また、ビザなしで日本人観光客の入国を認める措置を10月末まで延長します。
韓国政府は31日、これまで入国前に義務づけていた陰性証明書の提出を、来月3日の午前0時から免除すると発表しました。ワクチン接種の有無は条件にしていません。ただ、入国後1日以内に義務づけているPCR検査は当面、維持するため、陽性が確認された場合、7日間の隔離が必要です。
また、当初、8月限定としていたビザなしで日本人観光客らの入国を認める措置を、10月31日まで延長することも明らかにしました。ビザは必要ありませんが、事前に電子旅行許可を申請する必要があります。
延長の理由について、韓国政府は、日本と台湾の今月の訪問者が先月に比べ1日平均でほぼ倍増し、9月と10月にもBTSのコンサートなど大規模行事が予定されているためと説明しています。