鳥インフル感染患者が死亡…アメリカで初 南部ルイジアナ州
アメリカ南部・ルイジアナ州で、鳥インフルエンザに感染した患者が死亡したことがわかりました。アメリカで鳥インフルエンザ患者が亡くなったのは初めてです。
ルイジアナ州の保健当局は6日、鳥インフルエンザで入院していた重症患者が死亡したと発表しました。
アメリカでは初めての死亡例となります。
亡くなった患者は65歳以上で基礎疾患があり、裏庭で飼っていた鳥と接触後、毒性の強いH5N1型の鳥インフルエンザウイルスに感染したということです。
今のところ、ヒトからヒトへの感染は確認されていないということですが、当局は野鳥やニワトリなどとの接触に注意を呼びかけています。
アメリカでは、ニワトリや乳牛で鳥インフルエンザが流行していて、西部カリフォルニア州は去年12月、非常事態宣言を出しています。
CDC=米疾病対策センターによると、去年1年間でヒトへの感染は66例報告されています。
最終更新日:2025年1月7日 11:18