×

米・国連大使“台湾支持”総統とWEB会談

2021年1月15日 6:06

アメリカのクラフト国連大使は、台湾の蔡英文総統とのオンラインの会談で、国際社会で台湾を支持する姿勢を強調し、中国側が反発しています。

クラフト大使と蔡総統は、台湾の新型コロナウイルス対策での成功などについて、オンラインで協議しました。

クラフト大使は13日、ツイッターで「中国による妨害で、WHO(=世界保健機関)の総会を含む国連の場で台湾が活躍できない」として、台湾の国際機関への参加に反対する中国を批判しました。

その上で、「アメリカは、友人、パートナーとして台湾と共にあり続ける」と述べ、国際社会で台湾を支持し続ける姿勢を強調しました。

クラフト大使は今週、台湾が国連を脱退した1971年以降、アメリカの国連大使としては初めて台湾を訪問する予定でしたが、直前で中止となっていました。

この会談について中国外務省は「中国はいかなる形式であれ、アメリカと台湾の公的な交流に断固反対する」と反発しています。