韓国 サムスン副会長に懲役2年6か月判決
韓国最大の財閥・サムスングループの経営トップについて、18日午後、韓国の裁判所は、懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しました。
サムスン電子の副会長で、実質的な経営トップの李在鎔被告は、朴槿恵前大統領らに対し、日本円でおよそ28億円の賄賂を渡した罪などに問われています。
二審では、執行猶予付きの有罪判決を受け釈放されていたものの、2019年、最高裁が審理を高裁に差し戻していました。18日午後、ソウル高裁は8億円あまりの賄賂を認定し、李被告に対し、2年6か月の実刑判決を言い渡しました。
李被告は、そのまま法廷で拘束されています。経営トップが再び収監されてサムスンは、トップ不在の状況になり、経営面での打撃も懸念されています。