米政権認定「中国政府が少数民族大量虐殺」
アメリカのトランプ政権は19日、中国政府が新疆ウイグル自治区のウイグル族など少数民族に対し、国際法上の犯罪となる「民族大量虐殺」を行ってきたと認定したとの声明を出しました。
ポンペオ国務長官は声明で、中国政府がウイグル族など少数民族に対し、身体的な自由をはく奪、強制的な不妊手術、強制労働などを行い、これらが現在も続いていると指摘しました。その上で、アメリカとして、中国政府が国際法上の犯罪となる「民族大量虐殺」を行ってきたと認定したとしています。
声明では「我々は黙っていることはしない」としていますが、アメリカでは20日に政権交代となるため、バイデン新政権がこの方針を継続するかが焦点となります。中国側の強い反発が予想されます。