ワクチン製造世界最大手施設で火災 インド
インド西部・マハーラーシュトラ州にある世界最大手のワクチンメーカーの施設で21日、火災が発生しました。新型コロナウイルスのワクチンの製造には影響がないとみられています。
地元メディアによりますと、火災が起きたのはワクチン製造で世界最大手の「セラム・インスティチュート・オブ・インディア」の施設で、21日、建設中の建物から火が出て大量の黒煙が立ち込めました。この火災で、施設で働いていた5人が死亡したということです。出火の原因は分かっていません。
セラム・インスティチュートは、イギリスの製薬大手・アストラゼネカとオックスフォード大学が共同開発した新型コロナウイルスのワクチンを製造していて、出火したのはワクチンの製造工場に隣接する建物でした。会社側はワクチンの在庫や製造には影響がないとしています。