イギリスのエリザベス女王の棺が12日、北部・エディンバラの大聖堂に到着しました。市民らが棺と直接対面し、女王に最後のお別れを告げています。

エリザベス女王の棺は、12日、一夜を明かした北部・エディンバラの宮殿を出発し、息子のチャールズ新国王らに付き添われながら、大聖堂に到着しました。

その後、大聖堂では、女王の死を悼む礼拝が行われ、市民らが直接棺と対面する機会が設けられました。

棺との対面には、事前配布の整理券が必要で、整理券を求めて多くの市民が行列を作りました。実際に棺と対面した市民は、感極まった様子でした。

棺と対面した市民「最後にお会いできて光栄です。これが本当の最後です」「威厳があり人に感銘を与える素晴らしい女性でした。感情的になってしまいますね」

地元当局によりますと、10万人以上の市民が訪れるとみられています。

大聖堂で棺と対面できるのは日本時間の14日午前1時までで、棺がロンドンに向けて出発するまでの間、市民らが女王に最後のお別れを告げることになります。