英女王の棺 エディンバラ到着 12日には市民が弔問へ
イギリスのエリザベス女王の棺(ひつぎ)が11日、北部・エディンバラの宮殿に到着しました。12日には、一般の人が棺と対面し、女王に別れを告げる機会が設けられます。
エリザベス女王の棺を乗せた車は11日、スコットランドのバルモラル城を出発し、近隣の空港で民間機の発着がキャンセルになるなど、厳重な警備体制の中、エディンバラのホリールード宮殿に到着しました。
沿道を埋め尽くした大勢の市民は、拍手で女王の棺を出迎えました。
市民「敬意を表するためにここに来られて、本当に、本当に幸せです。彼女は私にとって唯一無二の存在でした。その彼女がいなくなってしまい、とても悲しいです」
女王の棺は宮殿に安置され、一夜を過ごした後、12日午後に大聖堂に移される予定です。大聖堂では、翌日に棺がロンドンに向けて出発するまでの間、一般の人が棺と対面し、女王に別れを告げる機会が設けられます。