エリザベス女王の遺体、エディンバラにある宮殿に到着 ≪中継≫
イギリスのエリザベス女王の遺体が、北部スコットランドのエディンバラにある宮殿に到着しました。現地から後閑駿一記者が中継で伝えます。
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私は今、エディンバラの中心部を見下ろすことができる丘に来ています。20分ほど前に、女王の棺(ひつぎ)を乗せた車が、街の大通りを通過して、宮殿に到着しました。
エリザベス女王の棺を乗せた車は、日本時間の11日午後6時頃、スコットランドのバルモラル城を出発し、車列が通過した町では沿道から多くの人々が女王に最後の別れを告げました。
エディンバラでは、厳重な警備体制が敷かれる中、大勢の市民が、朝から女王の棺の到着を待っていました。
市民「女王陛下が宮殿に到着されるのを待っているところです。歴史の一部になるために、ここで時間を過ごすことにしました」
子ども連れた女性「(棺の到着を見て)子どもたちの記憶に残るものになるといいと思います」
そして、日本時間12日午前0時すぎ、女王の棺を乗せた車が、エディンバラにあるホリールード宮殿に到着しました。女王の棺は、そのまま宮殿に安置される予定です。
12日、棺は大聖堂に移され、首都ロンドンへ戻る前に、一般の人が棺と対面して女王に別れを告げる機会も設けられる予定です。