エリザベス女王の棺がバルモラル城出発…エディンバラの宮殿へ
イギリス北部スコットランドのバルモラル城に安置されていたエリザベス女王のひつぎは、エディンバラの宮殿に向けて出発しました。
エリザベス女王のひつぎが安置されていたバルモラル城からほど近いバラターという小さな町です。
町にある教会では、エリザベス女王の即位60周年を記念して建てられた石碑があり献花に訪れる人の姿が後を絶ちません。みなさん、「きょうは最後のお別れとともに感謝を伝えに来たんだ」と話すなど、エリザベス女王がこの街でも住民らに心から愛されていたということがよくわかります。
エリザベス女王は、夏になると静養のために城を訪れ、この街の住民らとも交流がありました。住民に話を聞きますと、女王は、とても気さくで、町に溶け込み、まるで住人のひとりのようだったとおっしゃっていました。
また、通り沿いの飲食店の中には、エリザベス女王が愛した店もあり、住民の皆さんは特別な思いを抱き 女王の棺の到着を待っています。