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“確執”に変化? ウィリアム新皇太子夫妻とヘンリー王子夫妻がそろって公の場に...エリザベス女王死去 

2022年9月13日 1:48
“確執”に変化? ウィリアム新皇太子夫妻とヘンリー王子夫妻がそろって公の場に...エリザベス女王死去 

イギリス・エディンバラで日本時間12日、死去したエリザベス女王のひつぎが大聖堂へ向かいました。こうした中、ウィリアム新皇太子夫妻とヘンリー王子夫妻が、公の場に姿を現しました。確執がうわさされる兄弟関係に、変化はあったのでしょうか?

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チャールズ新国王は日本時間12日午後10時半ごろ、エリザベス女王のひつぎがあるイギリス北部・エディンバラのホリールード宮殿に姿を見せました。

橋本雅之記者
「まもなく、エリザベス女王のひつぎが宮殿を出発します。大聖堂へ向かう通りなのですが、その両サイドを多くの人で埋め尽くされています」

そして、日本時間12日午後10時半すぎ、エリザベス女王のひつぎを乗せた車が宮殿から出てきました。ひつぎはチャールズ新国王に付き添われながら、約1キロ先にあるセント・ジャイルズ大聖堂へ向かいました。

そして、日本時間13日未明からは、一般の人がひつぎと最後のお別れを告げる機会が設けられます。周辺では、整理券を求め、大勢の市民が集まり、行列を作っていました。

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エリザベス女王は、“国民の母”として愛されていました。日本時間12日午前0時すぎ、ひつぎは女王が亡くなったバルモラル城から、エディンバラのホリールード宮殿に到着しました。

市民
「彼女は私にとって、かけがえのない存在でした。本当に悲しいです」

王宮アーティストとして、イギリスで活動する日本人女性は、宮殿内での撮影で女王と交流があったといいます。

在英王宮アーティスト 大渕園子さん(40)
「私の今があるのは女王のおかげなので、その時の感謝を伝えたい」

宮殿前には、献花と感謝のメッセージがあふれました。

     ◇

エリザベス女王の死去を受け、家族の関係にも変化があったのでしょうか。歓声に包まれ、ウィンザー城から姿を見せたのは、ウィリアム新皇太子夫妻とヘンリー王子夫妻です。

イギリスメディアによると、以前から兄弟の確執がうわさされる中、4人そろって公の場に出るのは、ヘンリー王子夫妻の王室離脱後、初めてです。

ウィリアム新皇太子
「やあ。みなさん、こんにちは」

女性
「お子さんは、大丈夫ですか?」

ウィリアム新皇太子
「ご親切に、どうもありがとう。来てくださり、ありがとう。小さな子どものメッセージがあると、毎回胸をうたれました」

女性
「お悔やみ申し上げます」

キャサリン妃
「とても元気です。ありがとう」

約2年ぶりとなる兄弟夫妻がそろっての光景について、イギリス・BBCは「ウィリアム新皇太子がそろっての外出を提案した」と伝えています。

また、「女王の死去が、関係改善のきっかけになるかもしれない」ともイギリスメディアに報じられています。

男性
「ありがとう」

メーガン妃に花束は差し出されると…

メーガン妃
「喜んで」

メーガン妃は、気遣いを見せていました。

ヘンリー王子
「帰る途中? ランチ逃した?」

市民
「食べた。でも、帰りが遅くなっちゃうわ」

ヘンリー王子
「僕たちのせいにはしないで」

ヘンリー王子は時折、冗談を交えながら笑顔であいさつしました。

12日、ヘンリー王子は改めて声明を発表しました。エリザベス女王に伝えたことは――

ヘンリー王子の声明
「女王が、多くの人々の羅針盤であったことを思い起こします。おばあちゃん、この最後の別れは、私たちに大きな悲しみをもたらしますが、あなたとの幼いころの最初の思い出から、最高司令官としての初めての出会い、そして、あなたが私の愛する妻と出会い、愛するひ孫を抱いた時まで。すべての最初の出会いに、永遠に感謝しています」

エリザベス女王の国葬は19日、執り行われる予定です。

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女王のひつぎは日本時間13日、ロンドンに向けて出発します。ひつぎが安置される予定の場所には、新国王となったチャールズ3世とカミラ王妃の姿がありました。

チャールズ新国王は「シェークスピアがエリザベス1世について言ったように、彼女(エリザベス女王)は『すべての生ける王侯の模範でした』。私も忠実に彼女に続く決意です」と述べ、改めて哀悼の意を表しました。

(9月12日放送『news zero』より)