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デジタル技術で広島・長崎の“原爆”よりリアルに…米NYで企画展

2022年8月7日 11:51
デジタル技術で広島・長崎の“原爆”よりリアルに…米NYで企画展

NPT(=核拡散防止条約)の再検討会議が行われているアメリカ・ニューヨークで、デジタル技術を使って核兵器の悲惨さを伝える企画展が開催されています。

東京大学大学院の研究チームによる「テクノロジーでつながる平和活動展」は、広島の「原爆の日」の6日から2日間にわたり開かれています。

会場では、広島と長崎の地図に表示された被爆直後の記録写真や被爆者の体験談などのデジタルアーカイブを大型モニターで体験することができます。

訪れた被爆者は、当時の記憶をたどりながら、モニターを見入っていました。

長崎で被爆した木戸季市さん「あれ(デジタルアーカイブ)を見た瞬間、僕はここにいたんだなと身震いした」

来場者「(デジタル技術は)歴史を現在に近づけ、起きたことや人々の経験をさらに理解し、単に遠く昔に起きたことではなく、もっと身近に感じることができると思う」

研究チームは、デジタル技術を使って戦争の悲惨さをよりリアルに伝えることをサポートしたいとしています。

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