米専門家トップ「感染拡大のピーク過ぎた」
世界で最も感染者が多いアメリカの新型コロナウイルス対策チームの専門家トップが、感染拡大のピークは過ぎたとの認識を示しました。
国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は29日、ニューヨーク記者クラブ主催の講演会に臨み、新型ウイルスによる国内の感染拡大のピークは過ぎたとの認識を示しました。
ファウチ首席医療顧問「(Q.私たちは、ピークは越えましたか?)その答えは、数字を見る限り、イエスです」
感染が再び拡大していたニューヨークも陽性率が下がっていて、クオモ州知事は29日、現在、禁止されているニューヨーク市内の飲食店での店内飲食について、来月14日から、収容人数を25%に制限した上で再開させると発表しました。
また、去年3月から閉鎖が続いているブロードウェー劇場について、ファウチ氏は、今年の秋ごろには再開できる可能性があるとの見通しを示しました。