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コロナで米専門家「1月中旬は暗黒の時に」

2020年12月8日 7:34

アメリカの新型コロナウイルス対策チームの専門家トップ、ファウチ氏は7日、「来年1月中旬は、我々にとって暗黒の時になりうる」と語り、強い危機感を示しました。

ファウチ氏は、ニューヨークのクオモ州知事の会見にゲストとして参加しました。アメリカでは、各地で感染拡大が続いていますが、ファウチ氏は、先月下旬の感謝祭で人の移動が増えたことによる感染拡大はこれからで、今後1週間から1週間半ほどで出てくるとの見通しを示しました。

その上で、感染が拡大した状態でクリスマスホリデーを迎えるため、「このままだと、来年1月中旬は我々にとって暗黒の時になりうる」と述べ、強い危機感を示しました。

また、クオモ州知事は、入院患者が増加し続けた場合、再び飲食店に制限を設けると述べ、早ければ来週14日にもニューヨーク市内の飲食店の店内営業を再び禁止する可能性に言及しました。