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中国軍の攻撃想定…台湾で恒例の防空避難訓練

2024年7月23日 22:31
中国軍の攻撃想定…台湾で恒例の防空避難訓練

台湾で、中国軍の攻撃を想定した恒例の防空避難訓練が始まりました。大規模軍事演習も並行して行われていて、頼清徳総統は総統として初めて現場を視察しました。

訓練は、中国軍の攻撃を想定し、22日から4日間の日程で行われています。住民は、屋内や防空シェルターなどへの避難が義務づけられていて、警察官らの誘導に従わない場合は、日本円で14万円以上の罰金が科せられる可能性もあります。

また、避難訓練と並行し、恒例の大規模軍事演習も行われていて、視察した頼清徳総統は「国民に安心感を与えるだけでなく、世界に対し台湾を守る決意を示すことができた」と強調しました。今回の演習は参加者にシナリオを伏せた上で夜間の訓練も重点的に行うなど実戦能力の向上を目指す内容だということです。