米失業率6.3% 前月から0.4pt改善
アメリカの1月の失業率は、前の月から改善し、6.3パーセントとなりました。ただ、依然として、回復のペースは鈍いままです。
アメリカ労働省が5日に発表した雇用統計で、1月の失業率は、6.3パーセントと、前の月から0.4ポイント改善しました。
また、景気の動向を反映する農業部門以外の就業者数も、前の月から4万9000人増え、2か月ぶりにプラスに転じました。
新型コロナウイルスの感染再拡大でストップしていた経済活動が再開しはじめたことで、雇用が徐々に回復しつつあるものとみられます。
ただ、経済活動が引き続き制限されている地域もあり、依然として雇用回復のペースは鈍く、失業率が3パーセント台だった感染拡大前の水準になるには、なお時間がかかるものとみられます。