病院爆発めぐり双方の主張が対立…イスラエル軍“誤射を認める会話を傍受”、「ハマス」はイスラエル軍の空爆と主張
パレスチナ自治区・ガザ地区北部の病院で数百人が死亡したとされる爆発について、イスラエル軍は、ハマスと共闘する過激派組織によるロケット弾の誤射だと主張しています。
爆発についてガザ地区の保健省は、471人が死亡したと発表し、イスラム組織「ハマス」は、イスラエル軍の空爆によるものだと主張しています。
一方、イスラエル軍は、ハマスと共闘する過激派組織「イスラム聖戦」による誤射だと主張しています。ロケット弾が病院のすぐ近くから発射されたとしているほか、“誤射”を認める会話を傍受したとして、その音声を公開しました。ただこの音声の詳しい入手経路については、明らかにされていません。
A氏
「パレスチナのジハード組織から来たミサイルらしい」
B氏
「なんだって?我々のものなのか?」
A氏
「そうみたいだ。ミサイルの破片が我々のもので、イスラエルのものとは違う」
アメリカ バイデン大統領
「ガザ地区のテロリストによるロケット弾の誤射のようだ」
アメリカのホワイトハウスは、NNNの取材に対し、「アメリカ政府は、イスラエルに責任はないと分析している。過激派組織『イスラム聖戦』による誤射かどうか裏付けを続けている」としています。