韓国で営業制限緩和 経営者から抗議の声も
新型コロナウイルスの新規感染者が減少傾向にある韓国では、15日から飲食店などの営業時間の制限が緩和されました。ただ、一部の経営者からは抗議の声が続いています。
ソウルを含む首都圏では、15日から飲食店に加え、これまで営業が禁止されていたクラブなどでも午後10時までの営業が認められました。
ただ、クラブの経営者らは「午後10時オープンの店舗も多く実質、営業できないのと同じ」として、業種の特性を考慮すべきと訴えています。
一方、市民からは感染症対策の緩和について賛否の声が聞かれました。
ソウル市民「緩和は良いことだと思う」「大きな違いがあるのか分からない。疑問を感じる」
仕事などを除き5人以上の集まりは引き続き禁止され、感染症対策と経済活動の両立の難しさが浮き彫りになっています。