米政策研究機関 北ミサイル基地現在も稼働
アメリカの政策研究機関CSISは、北朝鮮のミサイル基地だとする最新の衛星写真を公開しました。現在も稼働中で、小規模な開発が続いているとしています。
CSISは18日、平壌近郊にある「ユサンニ・ミサイル作戦基地」で、今年1月に撮影されたとする衛星写真を公開しました。
2年前と比べて一部の建物が建て替えられているほか、車両の運転訓練を行うコースが新たに造られているとしています。CSISは運転訓練のコース新設について、「多くの兵士は、移動式発射台などの車両の運転経験がない」ためと分析しています。
また、去年10月の写真では、地下施設に物資を運ぶ車両やコンテナのようなものも確認でき、「基地は稼働中で、小規模な開発が続いている」としています。この基地はICBM(=大陸間弾道ミサイル)を格納している可能性も指摘されています。