ウクライナ各地でミサイル攻撃、7人死亡 軍高官“ロシアに”
ウクライナ各地で23日、ミサイル攻撃が確認され、これまでに7人が死亡しました。ウクライナ軍の高官はロシアによる攻撃だとしています。
ウクライナ軍のザルジニー総司令官は23日、ロシアが巡航ミサイル、弾道ミサイルなど複数のミサイルを使い、各地に攻撃を行ったとSNSに投稿しました。合わせて41発が飛来し、21発を迎撃したとしています。
攻撃による被害はウクライナ各地で出ていて、警察によりますと、首都キーウでは複数の建物が被害を受け、子ども3人を含む22人がケガをしたということです。
中部ドニプロペトロウシク州の知事は、学校や高層ビルが被害を受け、女性1人が死亡したとSNSに投稿しました。
また、ロシアと国境を接するハルキウ州の知事によると、ハルキウで少なくとも6人が死亡し、51人がケガをしたということです。
一連の攻撃について、ロシア国防省は「ウクライナの軍需施設に対してミサイルなどで攻撃した」と発表しました。攻撃した場所については明らかにしていません。