ロシア 3番目の国産ワクチン国内で承認
ロシアのミシュスチン首相は、20日、3番目の国産の新型コロナウイルスのワクチンが国内で承認されたことを明らかにしました。
ロシアが承認したのは、政府系のチュマコフ研究所が開発したワクチン「KoviVAC(=コビワク)」です。ロシアメディアによりますと、臨床試験に必要とされている第3段階は、春頃から3000人程度でスタートしますが、それを前に安全性に問題は無いとして承認されました。
ロシア産のワクチンを巡っては、去年8月に世界に先駆けて国内で承認したワクチン、「スプートニクV」と去年10月に承認された「EpiVacCorona(=エピワクコロナ)」も数万人規模で行う臨床試験の第3段階を前に国内承認され、現在、最終段階の臨床試験を行っていて、安全性や有効性は未知数です。