ミャンマー抗議デモ 当局が発砲…2人死亡
クーデターが起きたミャンマーの第2の都市マンダレーで20日、抗議デモの最中に治安部隊が発砲し、2人が死亡しました。
地元メディアによりますと、マンダレーの造船所の近くで20日、軍への抗議デモに参加していた市民らに対し治安部隊が実弾を発砲しました。
これまでに2人が死亡、少なくとも20人がケガをしたほか、10人が拘束されました。
当時、造船所では公務員らが職場を放棄する「不服従運動」が行われていて、治安部隊が職場に戻るよう求めた後、発砲したとみられます。
死亡した2人のうち1人は頭部に、もう1人は胸に銃弾を受けたということで、抗議活動をめぐる犠牲者はこれで3人となります。
軍は強硬手段を辞さない構えで、今後も死傷者が増える恐れがあります。