北朝鮮が短距離弾道ミサイル1発を発射 韓国メディア
韓国メディアによりますと、北朝鮮が1日未明、日本海に向けて短距離弾道ミサイル1発を発射しました。
韓国の聯合ニュースなどは韓国軍の情報として、北朝鮮が午前2時50分頃、平壌付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル1発を発射したと伝えました。飛距離など詳しい情報は明らかになっていません。
日本政府関係者によりますと、北朝鮮が発射した弾道ミサイルの可能性があるものは、すでに日本のEEZ(=排他的経済水域)の外に落下したとみられるということです。
韓国軍によりますと、北朝鮮は先月31日、日本海に向けて短距離弾道ミサイル3発を発射したばかりで、年をまたぐ異例のミサイル発射を続けています。
北朝鮮では先月26日から朝鮮労働党の重要政策を決定する中央委員会の総会が開かれていて、1日にも詳細な内容が公表されるとみられます。会議が行われる中で年末年始にもミサイル発射することで、今後も軍事力強化を進める姿勢を鮮明にした形です。