ミャンマーでは、７日も各地でクーデターへの抗議デモが行われました。こうした中、地元メディアは、治安部隊が集団でデモ参加者を暴行したとする映像を報じています。

最大都市ヤンゴンでは、デモに参加していた市民らが治安部隊にゴム弾で撃たれ、少なくとも５人がケガをしたほか、４人が拘束されました。

また、複数の地元メディアは、治安部隊がデモ参加者を集団で囲み、激しく蹴ったり、棒で殴りつけたりする様子を捉えたとする映像を報じています。

治安部隊は、デモを呼びかけたリーダー格を夜間に相次いで拘束するなど、弾圧は強まっています。

また、取り締まりを撮影した人に兵士が銃を向けるなど、軍は緊張感を高めています。

ミャンマーの人権団体によりますと、６日までにデモに参加したとして１７５８人が拘束されています。