仏 変異ウイルス拡大で接種会場増など対応
変異した新型コロナウイルスの感染拡大を受け、フランス政府は、ワクチンの接種会場を増やすなどし、対応を強化しています。
フランスでは、変異ウイルスの感染が拡大し、新たな感染者のうち、60%以上を占めています。これを受け、政府は6日からワクチンの接種会場を増やすなど対応を強化しています。ワクチンの接種会場となっている区役所では、週末も接種を受けることができるようになり、朝から多くの人が訪れています。
ワクチン接種者「ワクチンを接種できて喜んでいます。パンデミックが終わるように、みんなに勧めようと思います」
フランスでは一日あたりの感染者数が2万人前後で推移していますが、80歳以上は直近の2週間で2割ほど減っています。国内ではおよそ358万人が1回目の接種を終えていて、フランス政府は夏までに人口の4割以上となる3000万人の接種を目指しています。