東日本大震災から１０年となる１１日、在日中国大使館の報道官は、「被災地の復興への取り組みに敬意を払う」とした上で、日中の交流と協力をより進化させたいと表明しました。

中国大使館の報道官は１１日、談話を発表し、「被災地の復旧と復興に取り組んでいる各界の方々に崇高なる敬意を払う」と表明しました。

また、２００８年に中国で起きた四川大地震の際に、日本側から届いた貴重な支援を忘れていないとした上で、新型コロナウイルスを含めた大きな災難を前に、「日中両国は常に助け合い、友情は深くなってきた」と記しています。

今後の両国関係については、「中国側は日本側と各分野の交流と協力をより一層進化させ、リスクと試練にともに立ち向かい、手を携えて両国関係のよりよい未来を切り開いていきたい」としています。