オランダ・ルッテ首相 総選挙後の政界引退を表明
オランダのルッテ首相が10日、11月にも行われる見通しの総選挙の後、政界を引退する考えを表明しました。
ルッテ首相は7日、難民政策をめぐる連立政権内の意見の対立から内閣総辞職を表明していました。その後、ルッテ首相は10日、「選挙後に新たな内閣が発足したら、政界を引退する」と表明しました。
ルッテ氏は2010年から首相をつとめていて、在任期間はオランダ史上最長となっています。
ルッテ氏は11月にも行われる見通しの総選挙までは暫定政権のトップにとどまり、11日から始まるNATO=北大西洋条約機構の首脳会議にも参加する予定です。