ブラジル新型コロナ死者 初の1日2千人超
南米・ブラジルでは、新型コロナウイルスによる1日あたりの死者数が初めて2000人を超えました。アメリカを抜いて世界最多となっています。
ブラジル保健省は10日、新型ウイルスによる1日あたりの死者数が過去最多の2286人に上ったと発表しました。地元メディアによりますと、アメリカを抜いて世界最多となっています。
国内で変異ウイルスが広がっているとみられていて、サンパウロ州などでは、病院の病床がひっ迫しています。このため、サンパウロ州の知事は11日、夜間の外出禁止をこれまでよりも早い午後8時からにするほか、サッカーの試合を中止するなど感染対策を強化すると発表しました。対策は今月15日から開始されるということです。