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NZ銃乱射事件 まもなく2年 追悼式典

2021年3月14日 1:36

ニュージーランドのモスクで、51人が犠牲となった銃乱射事件から2年となるのを前に、13日、追悼式典が行われました。

2年前の3月15日、クライストチャーチの2か所のモスクで、白人至上主義の思想を持つオーストラリア人の男が銃を乱射し、51人が死亡しました。

事件から2年となるのを前に追悼式典が行われ、生存者や遺族、アーダーン首相らが出席しました。

夫を亡くした遺族「一番の報復は敵のようにならないことです。直面した悲劇にもかかわらず、私たちは尊厳を持って再び立ち上がり、できる限り前に進むことを学んでいます」

アーダーン首相も挨拶に立ち、「多様性を受け入れる国家になるためには、早すぎることも遅すぎることもない」と連帯を呼びかけました。

事件を起こした男は去年8月、ニュージーランドでは初めて仮釈放なしの終身刑を言い渡されています。