NZ銃乱射事件 まもなく2年 追悼式典
ニュージーランドのモスクで、51人が犠牲となった銃乱射事件から2年となるのを前に、13日、追悼式典が行われました。
2年前の3月15日、クライストチャーチの2か所のモスクで、白人至上主義の思想を持つオーストラリア人の男が銃を乱射し、51人が死亡しました。
事件から2年となるのを前に追悼式典が行われ、生存者や遺族、アーダーン首相らが出席しました。
夫を亡くした遺族「一番の報復は敵のようにならないことです。直面した悲劇にもかかわらず、私たちは尊厳を持って再び立ち上がり、できる限り前に進むことを学んでいます」
アーダーン首相も挨拶に立ち、「多様性を受け入れる国家になるためには、早すぎることも遅すぎることもない」と連帯を呼びかけました。
事件を起こした男は去年8月、ニュージーランドでは初めて仮釈放なしの終身刑を言い渡されています。