イスラエル、アメリカの懸念を考慮 ガザ地区南部ラファへの地上作戦めぐり
ガザ地区南部ラファへの地上作戦をめぐり、アメリカとイスラエルの政府高官がオンラインで協議しました。イスラエル側はアメリカの懸念を考慮する意向を示したということです。
ガザ地区での軍事作戦をめぐっては、100万人以上が避難しているとされるラファで、イスラエルが地上作戦を行うかどうかが焦点となっています。
アメリカは代替案の協議を呼びかけていて、ブリンケン国務長官やサリバン大統領補佐官らが1日、イスラエル政府高官らと、およそ2時間にわたりオンラインで協議しました。
アメリカ側はラファでの地上作戦に対する懸念を改めて伝え、イスラエル側はアメリカの懸念を考慮すると応じたということです。
両者の間で協議を続けることで合意し、今後、対面で行うことも検討しているということです。