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ミャンマーの「暴力にがく然」国連事務総長

2021年3月16日 6:28

クーデターへの抗議デモが続くミャンマーでは15日も治安部隊の発砲で市民ら12人が死亡しました。

ロイター通信によりますと、15日は、デモに参加していた市民ら少なくとも12人が治安部隊の発砲で死亡しました。

前日には一日の犠牲者としては最悪の50人以上が死亡していて、クーデター以降の死者数はおよそ150人となっています。

軍は最大都市ヤンゴンの一部に出している戒厳令の対象を6つの地区に拡大。デモ対応の主体になる構えを示しています。

一方、国連のグテーレス事務総長は15日に声明を発表し、「悪化する暴力にがく然としている」と述べました。また、「状況を鎮め、民主主義に戻るために大切な要素」として、ミャンマー担当のブルゲナー特使の訪問を認めるよう軍に求めました。