南沙諸島周辺 中国船200隻以上が停泊
フィリピン政府は21日、中国と領有権を争う南シナ海の南沙諸島周辺に、中国の漁船200隻以上が集結していたと発表しました。
AP通信によりますと、フィリピン政府は7日に、南シナ海の南沙諸島周辺に、中国の漁船およそ220隻が停泊しているのを確認しました。フィリピンの排他的経済水域内だとしていて、中国軍との関係が疑われる「海上民兵」が配備されたとみています。
ロレンザーナ国防相は「海域を軍事化する挑発的行動」と中国を非難し、ロクシン外相も自身のツイッターで外交ルートを通じて抗議したと明らかにしました。