日豪首脳“東・南シナ海”懸念 連携で一致
菅首相は、オーストラリアのモリソン首相と電話会談し、中国を念頭に東シナ海・南シナ海での一方的な現状変更の試みについて、深刻な懸念を共有し緊密に連携していくことで一致しました。
また、両首脳は香港や新疆ウイグル自治区での人権状況についてもともに深刻な懸念を示したということです。
さらに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて日米豪印4か国の協力を着実に進めていくことで一致しました。
一方、両首脳は軍によるクーデターが起きたミャンマー情勢をめぐり連携を確認したほか、今年夏の東京オリンピック・パラリンピックについてはモリソン首相から準備が進んでいることを評価する発言があったということです。