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中国船2隻“領海”に…砲らしき武器も

2021年2月16日 17:00
中国船2隻“領海”に…砲らしき武器も

16日朝、中国海警局の船2隻が、沖縄県の尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入しました。このうち、1隻は砲らしき武器を搭載していたということです。

第11管区海上保安本部によりますと、16日朝、中国海警局の船2隻が尖閣諸島の沖合で、日本の領海に侵入しました。すでに領海の外に出たということですが、このうち1隻には「砲らしき武器」が搭載されていました。

中国が海警局に、外国の船に対する武器使用を認める「海警法」が施行されて以来、初めての事だということです。

尖閣諸島沖合では15日から、中国海警局の別の船2隻も日本の領海に侵入していました。

加藤官房長官「(領海侵入は)誠に遺憾でありますし、断じて容認できるものではありません。中国側に厳重な抗議を行っております」

さらに、加藤官房長官は「日本の漁船に接近しようとする動きを直ちに止め、領海から退去するよう強く求める」と述べました。

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