アストラ 米臨床試験で血栓リスク増加なし
イギリスのアストラゼネカは22日、開発した新型コロナウイルスワクチンのアメリカでの臨床試験でも血栓ができるリスクの増加はみられなかったと発表しました。
アストラゼネカはアメリカで行った新型ウイルスのワクチンの臨床試験で、少なくとも1回接種した2万人あまりを分析した結果、血栓ができるリスクの増加はみられなかったと発表しました。
アストラゼネカのワクチンをめぐっては、接種後に血栓ができる症例が報告され、安全性に懸念が広がっていました。
また、予防効果は79パーセント、重症化を防ぐ効果は100パーセントだったとして、今後数週間のうちにアメリカ国内でも緊急使用許可の申請をするとしています。
アストラゼネカは先月、日本でも国内で2例目となる承認申請をしています。