中露外相会談 圧力強める米国を厳しく批判
中国の王毅外相は22日、ロシアのラブロフ外相と会談し、中国とロシアへの圧力を強めるアメリカを厳しく批判しました。
王毅外相とラブロフ外相は会談で、中国、ロシアと対立を深めるアメリカに対し、「近年、世界の平和と発展を損なってきたことを反省し、他国への内政干渉を止めるべきだ」との認識を確認しました。
また、イランの核問題では、アメリカによるイランへの制裁を撤廃し、核問題をめぐる協議に復帰するよう求めていく方針で一致しました。
中露両国が結束することで、同盟国との関係強化を通じて圧力を強めるバイデン政権に対抗する狙いがあるとみられます。