韓国・文在寅大統領がワクチン接種
韓国の文在寅大統領が23日、新型コロナウイルスのワクチンを接種しました。6月の国際会議に備えるとともにワクチンに対する国民の疑念を払拭する狙いがあります。
文大統領は23日、金正淑夫人とともにイギリスの製薬大手、アストラゼネカのワクチンを接種しました。6月にイギリスで行われるG7サミット(=主要7か国首脳会議)に招待されているためで、保健当局が定めた“必須目的の出国”として優先接種の対象となります。
文在寅大統領「全く問題ない」
韓国では23日から接種を一時保留していた65歳以上の対象者にもアストラゼネカのワクチンの接種がスタートしました。ただ、接種同意率は77パーセントにとどまっていて、68歳の文大統領が接種することで、ワクチンに対する国民の疑念を払拭する狙いもあります。