中国で拘束の日本人男性 今年2月に初公判
中国南部、湖南省の長沙市で2019年、中国当局に拘束された日本人男性の裁判が、今年2月に開かれていたことが明らかになりました。男性は50代で、2019年7月、長沙市で中国当局に拘束されました。
日本政府関係者によりますと今年2月、長沙市の地方裁判所にあたる中級人民法院で男性の初公判が開かれたということです。ただ、どのような罪に問われたのかや、男性の認否などは明らかになっていません。中国の日本大使館が男性と面会し、必要な支援を行っているということです。
中国では2014年に「反スパイ法」が施行されて以降、日本人の拘束も相次いでいて9人が有罪判決を受けていますが、有罪となった経緯などは一切公表されていません。