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中国でスパイ容疑で服役 日本人男性が出所

2021年2月22日 17:36

中国当局にスパイ容疑で拘束されその後、中国で服役していた日本人男性が刑期満了で出所していたことがわかりました。

中国・広州市にある日本総領事館によりますと、中国の刑務所から出所したのは40代の日本人男性です。男性は今月20日に刑期満了で出所し、現在は帰国に向けて準備をしているということです。

関係者によりますと男性は大手商社、伊藤忠商事の社員として中国企業と合同で行っている地下鉄の事業に携わっていましたが、2018年2月にスパイ行為の疑いで中国の国家安全局に拘束されました。その後、懲役3年の実刑判決を受けて服役していました。

中国では2014年に「反スパイ法」が施行されて以降、日本人の拘束が相次いでいて、日本の外務省によりますと現在も中国で8人が身柄を拘束されています。