中国でスパイ行為?邦人の上訴棄却で刑確定
中国でスパイ行為に関わったなどの罪に問われ1審で実刑判決を受けた日本人男性2人の上訴が棄却され、刑が確定していたことがわかりました。
上訴を棄却されたのは2016年に北京で拘束され、2018年、懲役6年の実刑判決などを言い渡された「日中青年交流協会」の鈴木英司理事長と、2015年に北京で拘束され懲役12年などの判決を言い渡された70代男性の2人です。
2人はいずれもスパイ行為に関わったなどとして拘束され、1審で実刑判決を受けたあと、上訴していましたが日本政府によりますと、去年11月に棄却され実刑が確定したということです。
中国では2014年に「反スパイ法」が施行されて以降、日本人の拘束も相次いでいて、9人が有罪判決を受けていますが、有罪となった経緯などは一切公開されていません。
加藤官房長官は13日の会見で、早期の帰国を求めていく考えを強調しました。