ゼレンスキー大統領「習近平国家主席との会談を予定」中国と協議を進める方針
ロシアによるウクライナ侵攻から1年がたちました。24日、ゼレンスキー大統領が会見し、中国の習近平国家主席との会談を予定していると述べました。
ゼレンスキー大統領「習近平国家主席と会談する予定だ。それが我が国や世界の安全保障に役立つと思っている」
ゼレンスキー大統領はこのように述べた上で、侵攻をめぐってロシアに配慮する姿勢を示している中国とも協議を進めていく方針を明らかにしました。
また、会見では、家族について話す際に、涙をこらえるシーンもありました。
こうした中、ポーランドのモラビエツキ首相はウクライナを訪問し、ドイツ製の主力戦車「レオパルト2」4両を保有国として初めて引き渡しました。ポーランド側は今後、さらに多くの戦車を供与するとして、軍事支援の継続を改めて強調しました。
一方、首都・キーウでは24日、犠牲者の追悼のために世界各国の国会議員らが、火のともったろうそくを手向けたほか、在ウクライナ日本大使館の関係者も献花しました。
懸念が高まっていた大規模攻撃がなかったこともあり、キーウの市民からは、安堵(あんど)の声とともに、一日も早い平和と復興への願いが聞かれました。
ウクライナ国民「今日は外に出るのが怖いと思っていましたが、今は誇りを感じていますし安心しています」「ウクライナの領土を取り戻したいし、その後の復興が願いです」