露で動物向けコロナワクチン承認 世界初
ロシアの動植物検疫局は先月31日、世界で初めて、動物向けの新型コロナウイルスワクチンが承認されたと発表しました。
世界で初めてロシアが承認した動物向けワクチンは、「カルニワク・コブ」と呼ばれ、2回接種のタイプとなっています。
当局によりますと、このワクチンは去年10月からイヌやネコ、キツネ、ミンクなどの動物を対象に臨床試験が行われました。その結果、ワクチンを接種した動物全てに抗体が確認され、最短でも6か月間の免疫効果があったと言うことです。
費用は2回接種で588ルーブル、日本円でおよそ850円で、当局は、イヌとネコは生後6か月以上から、また、大きなペットには最低年1回の接種を勧めています。
ワクチンの大量生産は、早ければ今月から始まるということです。