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台湾で脱線事故 36人が心肺停止

2021年4月2日 13:42

台湾で2日午前、高速鉄道が脱線する事故があり、少なくとも36人が心肺停止となっています。車体の損傷が激しく救出活動は難航しています。

台湾メディアなどによりますと台湾・東部の花蓮県で走行中の高速列車がトンネルの入り口付近で工事車両に衝突し脱線しました。少なくとも36人が心肺停止、多数のけが人が出ています。

この列車は8両編成で乗客およそ350人が乗っていましたが、車両の損傷が激しく、一部がトンネルの中で停車していることから救出活動が難航しています。

事故の原因について台湾の鉄道管理局は、付近で作業していた工事車両が線路に転落し、そこに高速列車が衝突したと発表しています。

台湾では日本のお盆休みにあたる連休が2日から始まっていて、列車には古里に帰る人が多く乗っていたということです。乗客に日本人が含まれているかはまだ分かっていません。