韓国5500万円アート落書き…勘違いの訳
韓国・ソウルで開催されている展覧会。その中でも目を引く巨大な作品。およそ5500万円の価値があり、さわらないよう警告が設置されています。
ところが…防犯カメラに映っていたのは、作品の前でなにやら手を動かしているカップル。よくみると、ペンキを筆で伸ばしていきます。2人が立ち去ったあとの作品の中心は黒っぽく塗りつぶされていました。なぜ、カップルは堂々とペンキを塗ったのでしょうか。
展覧会の責任者「彼らは落書きができると思い、誤ってやってしまったと話していました」
実はこのカップル、ペンキが作品の一部として足元に置いてあったため、来場者が自由にペンキを塗る「参加型のアート」と勘違い。5500万円の作品に手を加えてしまったのです。
展覧会の責任者は、作者と今後どう対応するか話し合っているということです。