法案の条文にまた誤り…責任者の処分求める
政府が国会に提出した法案の条文などに相次いで誤りが見つかる中、産業競争力強化法改正案に再び誤りが見つかり、野党側は法案の出し直しや責任者の処分を求めています。
政府が国会に提出した法案をめぐっては、「デジタル改革関連法案」の関係資料に45か所の誤りが見つかるなどミスが相次いでいて、先週、官房副長官が国会で謝罪したばかりでした。
こうした中、先週、誤りが見つかっていた産業競争力強化法の改正案で削除するべき部分が重複していたほか、参考資料などにも新たに20か所の誤りがあることがわかりました。
立憲民主党・安住国対委員長「戦後を見ても、ここまでの重要法案でミスを繰り返すのは聞いたことがありません」
野党側は責任者の処分を求めるとともに、「閣議決定をやり直すなどの対応がなければ、法案の審議には応じられない」などと批判を強めていて、引き続き政府の責任を厳しく追及する方針です。