中国軍戦闘機25機が台湾防空識別圏に進入
台湾の国防部は12日、中国軍の戦闘機など、のべ25機が台湾の防空識別圏に進入したと発表しました。去年の9月以来最も多い数で、進入は10日連続です。
台湾国防部は12日、中国軍の戦闘機や爆撃機など、のべ25機が、台湾が設定する防空識別圏に入って、飛行したと発表しました。台湾当局が去年9月に、今の形式で中国軍機の進入を発表し始めてから、1日の数としては最多で、進入は10日連続です。
アメリカ国務省は9日、国交のない台湾の当局者と、より自由に接触できるよう新たなガイドラインを発表していて、台湾側は「パートナーとしてさらに関係を深めていく」と歓迎していました。
中国軍機の相次ぐ進入は、台湾とアメリカの連携強化の動きを牽制する狙いがあるとみられます。